普通のインターネットショップとどこが違うの?


巷にあふれる普通のインターネットショップと大きく異なるのは次の点です。

1. 主な仕入れ先が個人からの古物の買い取りである点

メリット

デメリット

2. 古物買い取りの結果、雑多な種類の品を各在庫1点限りで販売する点

メリット

デメリット

3. 解説

在庫を抱えるリスクとコストを大幅に低減でき、高利益を期待できます。その一方で販売管理に手間が増える点や仕入量をコントロールしづらい点があります。

一般的にインターネットショップでは、商材が生死を分けます。何を売るかということです。人気のない誰も買わないような商品を、大量に仕入れてしまった店の運命は明らかです。

しばしば、インターネットショップでは、他では扱っていない珍しい希少性のある商品に特化しろ、と言われます。どこでも売っている商品なら、お客もわざわざあなたのお店では買わないし、どこにでもある商品をあなたの店で買ってもらえるように安値競争などしたら、体力のある大きな店には絶対かなわないからです。

しかし、そんな希少性のある商材を、見つけたり・安く仕入れたり・上手に売りさばいたりするのは、大変才能のいることではありませんか?いい商材を思いついて、これだと思っても、本当に売れるかどうかは売ってみないと分からないし、売ってみて売れなかった、ではもう遅いのですから。

それでも、これはいける!という商品を見つけることもあるでしょう。そしたら、インターネットの検索エンジンで、その商品を既に売っているお店が無いかどうか、探してみましょう。大抵の商品は既にWeb上で売られています。先に始めているお店があるのです。後から始めて、先行するライバルを打ち負かすのは、並の才能や努力では無理でしょう。こちらが売上ゼロで悪戦苦闘している間に、向こうはさらなるノウハウとお客を集めているのですから。

Webリサイクルショップでは、基本的に、なんでも扱います。しかも低価で買い取った商品なので、売値も非常に安くできます。多種多様な商品が安値で並んでいれば、時間さえ掛ければ、どれかは売れます。仕入コストを抑えているので、ほんの何点かが売れれば、売上金額はその買い取りでの仕入金額に達します。つまり、ペイします。あとはいくら売値を下げようが売れただけがまるまる売上利益です。もしそれでも売れ残ったら、処分価格で投げ売ってもよし、いっそ廃棄するもよしです。

自分の頭で考えているだけでは、決まり切った商材しか思いつきません。また、問屋に仕入に行っても、誰でも仕入れられる普通の商品しか置いていません。買い取りでは、その辺では売っていない思いがけない商品を買い取ってくることも多くあります。そうした商品について調べることで、商品についての知識が付きます。発想の幅が広がるのです。これは、本業や自身の生活にとっても、とてもメリットのあることです。

こんなもの売れるのかな?と思って買い取ってきた商品が飛ぶように高値で売れることも少なくありません。この感動はぜひ味わって頂きたいと思います。

ただし、あなたのチラシを見て、買い取りして欲しいと希望者が現れなければ、いつまで経っても、仕入も、そして当然売上も出ません。ある時集中的に(特に紹介などで)買い取りが入ることもあれば、まったく買い取りが入らない期間もあります。依頼が入っていそいそと買い取りに行っても、ぼろぼろのどうしようもないがらくたばかりのこともあります(驚くべき事に、それも売れたりするのですが!)。仕入の時期・量・質をコントロールできない点は、はっきりデメリットとして把握しておく必要があります。


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